水鳥池に珍しいお客様
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水鳥池に珍しいお客様が来ましたのでご紹介いたします。
学名 Mergellus albellus 英名 Smew
ミコアイサ(漢字で書くと神子秋沙または巫女秋沙)
とても警戒心が強く水鳥池の奥のほうを一羽でポツンと浮かんでいました。
来ているのはメスのミコアイサでが、繁殖期のオスが特徴的で、通称「パンダカモ」とよばれて
います。ぜひ、当水鳥池にも飛んできてもらいたいものです。
でもメスが来ていますから可能性はあります。
水鳥池では過去に何度かメスのミコアイサが観察されています。
ミコアイサといえばバードウォッチャーにとても人気のある可愛いカモです。
特にオスは別名「パンダガモ」と呼ばれ、メスとは違い白い身体に目の周りが黒いという出で立ちをしています。
キンクロハジロやホシハジロと同じように潜水を得意としますが、警戒心が強い鳥なので、カメラで
写そうにもなかなか近くには寄ってきません。
しかし、今年はわりと近い距離まで寄ってきているので、過去にも観察された固体ではないかと考えられます。
ミコアイサを漢字で書くと(巫女秋沙)と書くと前述で書きましたが、
みこ(巫女)は、古代より神と人との仲立ちをする存在とされています。
出雲阿国が巫女であったとする伝説があります。
アイサ(秋沙)は水に潜るカモのことで、万葉集にも使われている漢字です。
万葉集 第七巻 1122:山の際に渡る秋沙の行きて居むその川の瀬に波立つなゆめ(作者不詳)
(現代語訳)山間を飛び渡る秋沙鴨がどこかの川に宿るだろうからその川よ、波立たないでおくれ
また万葉人にとって、鳥はあの世とこの世との間をつなぐ神秘的な存在でもありました。
万葉集 第十九巻 4144:燕来る時になりぬと、かりがねは本郷(くに)思ひつつ、雲隠(くもがく)り鳴く
(現代語訳)つばめが来る頃になったと雁は、故郷を思いながら雲の中で鳴いている
つばめは雁と入れ替わりに、常世(とこよ)からやってくると信じられていたようです。
長々と長文になってしまいましたが・・・。
お次はこちらもなかなかこちらで見ることができなかった野鳥です。
学名 Tachybaptus ruficollis 英名 Little Grebe
カイツブリ
潜水が得意で、望遠カメラの視界から何度か見えなくなりました。
ふと目を離すとどこか違う所にいます。
そのぐらい少し潜水時間も長いようです。
前述に書きましたがミコアイサの今回はメスだけしかこちらでは確認できませんでしたが、
スタッフが以前、新潟で撮影したミコアイサのオスの画像です。

さてこちらをみていただくとミコアイサ(巫女秋沙)っという名前の由来がしっくりとくるんではないでしょうか?
みなさんもミコアイサを見て少しだけ古代に思いを馳せてみませんか?
- [2008/12/02 11:29]
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