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球根性フクシア?? 

フクシアは、約120種の原種が知られていますが、そのうち4種だけが、ちょっと変わった根を持っています。
今日は、その中から、フクシア フルゲンスをご紹介します。

フルゲンスの花
Fuchsia fulgens

F.フルゲンスは、標高1500から2000にかけてのメキシコ中央の高地に分布し、約3mほどに成長します。
地生の他、蘭やベゴニアなどと一緒に他の木に着生したり岩場に岩生したりしています。
根は塊根を形成し、11月~4月にかけての乾期を耐えることが出来ます。
この期間は、日本では冬から春にあたりますが、赤道に近いため特別寒いわけではありません。
開花期は、葉の存在する時期(6月~11月)で、降水量の多い時期です。
こちらも標高の高い地域なので、日本の夏と比べれば涼しいくらいの気温にしかなりません。

さて、この文章の中に、ちょっと引っかかる言葉が・・・
『塊根』・・・球根の種類の一つですが、フクシアに球根?
木なのに、球根?
ハテハテ?

なかなか、見る機会も少ないと思いますので、今回ご紹介してみます。
その塊根ですが、どんな形なんでしょうか。

ぐったりしたフルゲンス
これは、着生の姿を見てみたいが為に、ハンギング仕立にしている株です。

葉からの蒸散量に根がついていけないようで、ぐったりしています。
このままで、夏を越すことも出来ますが、『塊根を形成し、乾期を耐える。』ことができるのか、実際にやってみましょう。

剪定後のフルゲンス
と、いうわけで、ばっさりと剪定しました。
この後、完全に断水状態で管理して、休眠させますので、思いっきり切っています。
ちなみに、昨年も同様な剪定をしたので、約一年でこれくらい育ったことになります。

剪定後のフルゲンス アップ
株元にある、ぼこっとした根の部分が、塊根です。
わかりにくいので・・・

フルゲンスの塊根
アップにしてみます。
・・・え? まだ、わかりにくい?

では、わかりやすいように、水洗をば。。。
フルゲンスの塊根 洗浄後 その1
土を、洗い落とした状態です。
ちょっとサツマイモっぽい芋の部分が、塊根です。
フルゲンスの塊根 洗浄後 その2
裏側です。
こんなふうに、ぼこぼこした塊根がたくさん出来ています。
自生地では、この塊根が他の木の表面や、岩の割れ目などにくっついて生えています。
この中に蓄えた水分と養分で、長い乾期を耐えぬくことができるんですね。

現地を再現して、これから5ヶ月間の休眠をさせてしまうと、成長に適した季節を逃してしまうので、10月中頃までのちょっと短い期間だけ、休眠させることにします。
それまでは、水やりなしで頑張ってもらいましょう。
どうなるかな?

では、次回は秋の予定です・・・

コメント

球根をつくるフクシアがあるなんて知りません
でした。フクシアなのに球根をつくるなんて
とても興味あります。
サツマイモみたいで大きそうですね。
とても面白い原種ですね。

じゅんじさん、コメントありがとうございます。
当園にあるフクシアでは、F.フルゲンスの他に、F.スプレンデンスが、塊根を作るようです。
この芋が、サツマイモの様に美味しいかは試したことがないのですが、フルゲンスの果実は、フクシアの中でもかなり美味しいと思います。
オススメです。

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